December 15, 2005
<映画で恋>第六回 「阿修羅城の瞳」77点。
結構月並みな言葉だけど、この映画を見るまではピンと来なかった。
この映画はそんな映画。
「阿修羅城の瞳」hp
Story
劇団☆新感線の中島かずき原作による人気舞台を、歌舞伎俳優・市川染五郎と宮沢りえを主演に迎えて映画化した時代劇エンタテインメント。文化文政の江戸の町を舞台に、鬼の王・阿修羅になる宿命の女と元腕利きの鬼祓...(詳細こちら)
劇団☆新感線のミュージカルを映画化。
鬼と人間が同居する江戸時代で、皮肉で哀しい激しい恋愛。
「鬼退治」といえば、桃太郎。鬼を袈裟切りにする侍や桃太郎に躊躇いはなかったのだろうか。そんなことも、考えてしまう。
一人の人気役者が、鬼の皇女と恋に落ちて、そして対峙する。かなりダイナミックな展開。それはミュージカルのリズムが成せる業で、見事な切り返しの繰り返しに舌を巻いてしまう。素晴らしい。
主演の市川染五郎の気障で男らしい演技が、一見くどいようだけどこの映画の中では違和感がないし、逆にその溌剌な存在感がいい。さすがは歌舞伎役者。
渡部篤郎の怪演ぶりがすごい。雄叫びが、剣に宿っていた。
何よりも特筆すべきは宮沢りえ。
役名「つばき」は繊細な心情の移り変わりがある役。それを柔和な表情で完璧に魅せてくれている。
もう宮沢りえも大人の女性になっているのはわかっているんだけど、時々見せる恋に落ちた女の顔には昔の宮沢りえを彷彿とさせる。でも、その頃以上に色気があるし見入ってしまう。序盤の乱暴な言葉遣いや、江戸っ子っぽい態度、後半の品のある言葉などはそれを強く感じる典型的なところ。
昨日のこのblogの記事のタイトル「映画に映る人生。」という言葉が自然と脳裏に浮かんできてしまう。
ただし、昨日の記事とはかなり趣が違う。
一人のアイドルがもしかしたら大女優になるかもしれない存在感をこの映画で感じたとき、宮沢りえの今までの人生が濃厚なものだったんだな、っと思う。
クライマックスの二人の命と愛と恋と面子をかけた絡みは、濃厚。
和製ロミオとジュリエットのよう。見た後、とてもすっきりな気持ちになる、上質なラブロマンス。
複雑な感情をそのまま映画にした感じが、さすがは劇団☆新感線なのかもしれない。
この映画は香川県の金丸座でも撮影が行われた。
いい雰囲気が映画にも出ている。香川県の魅力の一つがまた映画に使われて嬉しいもんだ。
金丸座では毎年歌舞伎が行われている。近いうちに行きたくなった。
77点(100点満点中)
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この記事へのコメント
ビデオでているんですね。
非常に見たいのですが借りられてました。
宮沢りえ美しすぎ。
年をとってますますすてきになってますよね。
若いときからなんだか目が離せなせなくて
ドラマとか見てしまってます。
この前の、瀬戸内寂聴さんのは見逃しました。
心斎橋そごうのCMもでてて、
生で広告もCMも見れなかったけどかわいい!
(↓参考までに。
そごうのHPに前まであったんだけど、
見つけれませんでした。最後の方に広告載ってます。)
http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/02number/200512/12creat.html
出てますよ〜。かなりおすすめです┌|∵|┘
芳醇な美しさともいうべき、宮沢りえですよ。
年取って深みが出てきてます。
おれも瀬戸内寂聴さんのは見逃しました 笑
そごうの、ありがとうございます!
雰囲気がいいですね。宮沢りえ、はまってますな。
来年の彼女の動きは要チェックです☆
「華の愛」でしたかね☆
淡い印象で覚えています。あの映画は中国の荒涼とした感じと宮沢りえの曲線が相俟って不思議な魅力の映画でしたね〜┌|∵|┘




