April 11, 2006
「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」78点。
頭文字(イニシャル)D (32)原作は日本の漫画だけど、映画を作ったのは香港。
なので、日本的な侘び寂びがあまりないが、その分香港独特の陽気さや熱烈さがある。その点で、原作漫画のファンには違和感があるかもしれない。
この映画の見所はなんと言っても、カーアクション。
有名な高橋レーシングチームがスタントを担当したレースシーンは、緊迫と興奮が冷めやらぬ素晴らしい出来。
そして、その極限のテンションを保持し続ける演出術も見事。監督は、名作「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ。
イニシャルDハチロクレビン 24分1
アンドリュー・ラウは、レース以外の主人公の恋についての演出もすごい。
恋に悩む若者、その怒りと悲哀をレースのスピード感とシンクロさせるかのように疾走させている。若さゆえに、処理できない自分の気持ちや抑え切れない感情へのアプローチはシンプルでダイナミック。
若者が熱狂するストリートでのレース。
そこは晴れ舞台で、ケンカ上等のような威勢が溢れる。
エネルギーの吹き溜まりがアクセルを踏み込む。
そんな儚さが残る空間を、この映画は爽やかにフィルムに焼き付けている。

出演のジェイ・チョウ、鈴木杏、エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン。
それぞれの表現力は高いレベルで、この映画の格調を高めている。テーマからして、雑な表現になりがちだが、出演者の繊細な表現が随所に表れるために、機微があって面白い映画になってる。
多少、たくさんの要素を詰め込みすぎた感じがするけど、青春のスピード感をアクセル全開で爽やかに仕立てた映画。
車好きじゃなくても充分に楽しめる。
もちろん車好きは、かなり楽しめるw。
78点(100点満点中)

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この記事へのコメント
そか、ワビサビね、それがなかったんですね。
納得。
またよろしくおねがいしますね。
コメントありがとうございます!
なんかあんまり日本っぽくなくて。。。
そこが少しだけ大味だったかもしれないですねぇ┌|∵|┘
俺は86、助手席しか乗ったことないので、猫姫少佐さんが運転したことあるというのが羨ましいです。
そういえば俺の友達は86横転しちゃって廃車にしたらしいですYO(:D)┼─┤



