July 11, 2007
思春期の君には大きな波がまるで津波のように見えるのだな。「サムサッカー」。
Story
ミュージッククリップなどの世界で活躍するトップクリエイター、マイク・ミルズ監督による長編映画第1作。親指を吸う癖が直らない17歳のジャスティンは、“誰もが認める自分”になるための正しい道を探そうとするが(詳細こちら)
これ、俺じゃねえか。
もう、なんか気持ちが何かではちきれそうなときは、大切な人の一言が気持ちのバランスを大きく揺さぶる。今でこそ、そういうのは少なくなってきたけど、思春期や自分に自信がないときなんか、意味わかんないくらい敏感な自分がいて、そんな自分にまた「こんなんじゃいけないな」って思って落ち込むわけで。
妙に生真面目に生きていると、人の言葉全部を受け止めてどうにか良い方向に進めようと思う。さらに、変に優秀だと「俺ならできる」なんていう意地が出てきてどんどん悪い方向にはまってしまう。
この映画の主人公は、考え事をするときに親指をくわえてしまうのが癖。不恰好なので、オヤジがそのくせ出現できれる。それを優しいお母さんが慰めてくれる。
ま、いい家庭ってそういうバランスのところが多い。オヤジは息子を早く一人前として認めたい。お母さんは、息子が大きくなっても子供は子供なわけだ。うちもそうだな。
この映画の一番いいところは、家庭や学校での評価を叩き台に頑張ったり苦しんでいた軟弱男子が、結局自分の感覚と自分の気持ちを中心に自分の幸せを見つけなくちゃいけない、と気付くところ。
そしてその軟弱男子は、自分の家族はすごく愛情に溢れている場所なんだな、心の故郷なんだな、って感じる。
なんか最後のほうのキアヌとルー・プッチの穏やかな顔みながらシミジミ思ったよ。
自分で苦しんで、自分の答えを出す。そして前進あるのみなんだなぁ〜ってね。
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