October 29, 2007
「ただ、君を愛してる」。極上純愛。
まさに「極上純愛」。
久しぶりに。
この作品は、劇場にかかったときから見たかったけど、いつの間にか終わっててぽすれんの自動配送の機能が功をそうしてみるにいたった。やるね、ほすれん。
このブログでも今までに何度となく触れているけど、宮崎あおいという女優は非常にレベルの高い女優。だけど、演出や共演者と触れることで大きく表現を膨らませる特徴もあると思う。
今回の共演者は玉木宏。映画では「ウォーター・ボーイズ」くらいしか見たことがない。でも、話題作「ミッドナイト・イーグル」にも重要な役をこなしているみたいだし、評価が高まっているようだ。さてこの作品ではどうか。
ひょんなことで出会った二人。ぶきっちょな二人は、恋人でもなく友達でもない微妙な関係。そんな二人は徐々に写真の魅力を語り合い、近づいていく。
最近カメラを持って街に出かけるようになった。
この映画でも伝わってくることだけど、写真には無限の言葉があるんじゃないかと思うときがある。それは、映画すらも超えてしまうものがある。一枚の写真。その一点に集約する感情や人生。そういう力が写真にはある気がする。まだまだ超初心者の俺がいうのもなんだけどw
この映画もそんな写真の力を感じさせる。
男女には愛情しかないのか。友情は成り立たないのか。
こんな愚問というか適当な質問を、大学のころは同級生としたことがある。いま思えば本当に安易、だけどある意味いいところをついてることも確か。
この映画の二人はその質問の上にいるような二人。でも、はっきりさせる必要などない。そう思わせる人間同士の絆がある。それは一見不確かなようだけど、でも心の中で大切にしまっているような宝物のような重要な絆。
そういうことを映画で表現してしまうなんて、本当にすごい。
宮崎あおいは、いつも以上に素晴らしい。
わりとユニークな役だし、表現が難しいような場面もあるが、難なくこなしてしまう。映画を見ているときは自然なんだけど、あとで考えてみれば非常に難しい役なんだと思ってしまうのだ。すごい女優。
そして玉木宏。
不器用な主人公。神経質な面と、女性に対して不器用、そして写真にかける熱意。曇りがない演技で見事に純愛映画を盛り立てている。
特に後半に差し掛かるとともに帯びてくる感情の波が鮮やかで、変化する感情表現を見事に演じている。
この映画は、二人のレベルの高い演技力が光る素晴らしい作品。もちろん、その二人を完璧に成立させた新城毅彦監督の演出も圧巻。
「瑞々しい」という言葉がそのまま当てはまるような作品。オススメ純愛作品。
Story
市川拓司の原作を、数々のヒットTVドラマを手掛けてきた新城毅彦監督が玉木宏、宮崎あおい共演で映画化したラブストーリー。人と接するのが苦手な誠人と幼い容姿の個性的な女の子・静流。趣味の写真を通してふたりは(詳細こちら)




