February 23, 2008
永作博美に、心奪われる。『気球クラブ、その後』。
これが女優なんだなーと。
容赦なく、さりげなく、見るものの心を奪っていくんだなー。
永作博美は、こんなにやばかったのか。。。
そんな劇的キッカケで園子温監督を知り、この映画『気球クラブ、その後』につながっていくわけだけど…。
とくれば、通常の流れであれば当然のこと園子温的記事をこさえるのが筋だ。しかしながら、永作博美にやられてしまったわけですわ。図らずもね。。。しかし、伏線は確かにあった…。
この本は見ての通り表紙がいいよね。で、結構評判だということで近所の本屋めぐっても見つからず、ネットで注文するも10日待ちでやっと届いてた。ま、届いたときは初めての茂木健一郎の本で、俺にとっては難しい文章と格闘していたから、『やうやう』を読んだのは『気球…』を見た翌日になる。
『気球クラブ、その後』は、気球を愛する一人の男を中心に作られたサークルがモチーフ。サークル活動休止して数年後、リーダーが事故ってしまって、離れ離れになったメンバーたちが連絡を取り合って集まるというもの。永作博美はリーダーの恋人役。
夢と現実。
サークルから離れて数年、生活に追われていたメンバーたちが、気球クラブで感じていた普通の生活では味わえないような独特の雰囲気を思い出していく。
気球を上げるという単純で、無意味のような行為に情熱を燃やす男とそのサークル。そして、その恋人。。。彼らにとっての気球クラブとはなんだったのか…。
園子温監督の瑞々しく、まるで気球に乗るときの興奮(乗ったことはもちろんなし。憶測!)を感じさせるような見事な演出が凄い。きっと、見ている人はあたかも気球クラブに入ったかのような錯覚を味わうだろう。
そして、捉えている人物の非常に繊細な表情の変化を逃さない。その積み重なりで映画がどんどん面白くなっていく。
本当に素晴らしい。
そして、その中で最も輝くのは永作博美。
まるで雨上がりの美しい水たまりが風で小さな波を作るような繊細な表現を惜しみなく出していく。そして、その波は時に大きな音を出したり、硬く凍ったりする…。何だろうか、見ているだけで意味もなく感極まっていく。溢れそうな想いを勝手に共有してしまう。
凛々しく顔をこわばらせたり、女らしく視線を落としてみたり、乙女のように気球を見上げてみたり、やりきれない想いで唇を震わせたり…。凄い。俺にとってはものすごい発見だった。
見た後、完全に心を奪われていたんだと思ったんだ。
彼女の新作『人のセックスを笑うな』は、来月高松で公開予定なので楽しみだ。
そして彼女の著作本『やうやう』。
よく考えたら芸能人の本を買ったのは初めてかもしれない。この本は文字がすごく少ないんだけど、それ以上に彼女の想いが少ない言葉に詰まっているし、空白に想いが巡る。それは、彼女の想いではあるんだけど、いつの間にか自分の想いが巡っている事に気付かされる。
すごいわー。ビックリした。思いつめたり、笑わせたりして、いつの間にか読み終わっている。そして、また読みたくなる…。なかなか素晴らしい一冊なりよ。
あー、早く『人のセックスを笑うな』見たい!(こう書くとなんか変だな笑)
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この記事へのコメント
はぁ・・・笑われても良い。
意味がわからん一言やけどw
永作博美は2007年の映画賞レースではかなり活躍されてましたよね。
『人のセックスを笑うな』もかなり見たい!けど、一人では行き辛い・・・。
まだレビューはアップできていませんが、「すきだ、」の永作さんも結構魅力的でしたよ。本当最近注目の女優さんですよ!
ヤバイっすよねぇ(・o・)笑
もー、ヤバイっすよwww
特にこの映画はやばいので是非☆
>ヨメさん
俺は、『人のセックスを笑うな』は友達と行こうと思ってます(・o・)☆
「すきだ、」は2年くらい前に見ました☆
すごくいいですよね。自然な感じというか、雰囲気が映画に馴染んでいるというか…。



